5. AD連携定義設定¶
AD連携定義設定 についてのリファレンスです。
5.1. 基本情報¶
- 接続サーバ選択接続するサーバを設定します。
- AD連携定義IDAD連携定義IDを設定します。
- AD連携定義名AD連携定義名を設定します。
- 対象のDNActiveDirectoryから取得するDNの情報を設定します。
- フィルタ設定ActiveDirectoryから取得する際のフィルタ情報を設定します。ldapsearchコマンドで使用できる検索フィルタ(RFC2254準拠)が可能です。使用例を次に示します。使用例以外にも設定方法がありますので詳細は「Active Directory 検索フィルター構文」を参照ください。(Microsoftのページへアクセスします。)例1)name属性に「Administrator」「Guest」設定されているオブジェクトを除外する場合
(!(|(name=Administrator)(name=Guest)))
例2)name属性に「テスト」含まれているオブジェクトを取得する場合(name=*テスト*)
- 出力データに含めるオブジェクト型ActiveDirectoryの指定されたDNから取得するしたオブジェクト型を設定します。ユーザ指定されたDNからユーザオブジェクトを取得する際に設定します。組織指定されたDNから組織オブジェクトを取得する際に設定します。グループ指定されたDNからグループオブジェクトを取得する際に設定します。
- 備考備考を設定します。
5.2. 項目明細¶
- 属性名ActiveDirectoryの属性名を指定します。設定例一部抜粋(Windows Server 2016 スキーマバージョン 87の場合)例)出力データに含めるオブジェクト型「ユーザ」の場合属性名Active Directoryの項目cnオブジェクト名sAMAccountNameユーザーログオン名nameユーザー名msDS-PhoneticDisplayName表示名co国/地域postalCode郵便番号st都道府県l市区町村streetAddress番地telephoneNumber電話番号mobile携帯電話番号mail電子メールwWWHomePageWebページdescription説明memberOfグループ所属情報(グループオブジェクト)title役職例)出力データに含めるオブジェクト型「組織」の場合属性名Active Directoryの項目ouオブジェクト名name組織名st都道府県l市区町村street番地description説明例)出力データに含めるオブジェクト型「グループ」の場合属性名Active Directoryの項目cnオブジェクト名nameグループ名description説明infoメモmemberグループ所属情報(ユーザオブジェクト)取得できる属性の確認方法はActiveDirectoryサーバでコマンドを実行することにより確認することが可能です。例)Windows Server 2016 スキーマバージョン 87の場合ユーザ
Get-ADUser -Filter { SamAccountName -eq "<ユーザ>" } -Properties *組織Get-ADOrganizationalUnit -Filter { ou -eq "<組織名>" } -Properties *グループGet-ADGroup -Filter { Name -eq "<グループ名>" } -Properties * - 項目の扱い属性項目の扱いを指定します。
- オブジェクト型「項目の扱い」で「項目の値をさらに展開する」を選択した場合設定が必須となります。
- ユーザ属性に「member:グループ所属情報(ユーザオブジェクト)」が指定されている場合、「ユーザ」を設定します。指定した属性がユーザオブジェクト出ない場合は空文字が出力されます。
- グループ属性に「memberOf:グループ所属情報(グループオブジェクト)」が指定されている場合、「グループ」を設定します。指定した属性がグループオブジェクト出ない場合は空文字が出力されます。
- 出力データに展開する項目の扱いで「項目の値をさらに展開する」を選択した場合、出力データに展開するか設定します。
- チェックを入れない場合オブジェクトが取得できた場合、1件分データが出力されます。オブジェクトが取得できない場合もファイルに出力されますが空文字で出力されます。
- チェックを入れた場合オブジェクトが取得できた場合、取得できた件数分データが出力されます。オブジェクトが取得できない場合はファイルに出力されません。
- サブ属性名項目の扱いで「項目の値をさらに展開する」を選択した場合、出力データの属性名設定が必須となります。出力データに展開する属性を入力します。カンマ区切りで複数設定することができます。
5.3. 設定例¶
前提: 組織情報は ActiveDirectory上には組織コード、役職コードは保持していないため「description:説明」項目に組織コードを設定していることとします。 ユーザの役職項目(title)に所属役職コードを設定していることとします。
5.3.1. 組織情報を取得する方法¶
基本情報の設定内容
設定項目 設定値 対象のDN OU=Company,DC=testad,DC=local ツリーとして展開する チェックあり 出力データに含めるオブジェクト型 組織明細項目の設定内容
属性名 項目の扱い オブジェクト型 出力データに展開する サブ属性名 備考 description 最上位要素の値を適用する - - - 最上位の要素の説明項目(会社コード)を取得 description 項目の値を適用する - - - 組織コードを取得 name 項目の値を適用する - - - 名称を取得 st 項目の値を適用する - - - 都道府県を取得 l 項目の値を適用する - - - 市区町村を取得 street 項目の値を適用する - - - 番地を取得画面設定イメージ出力結果イメージ
5.3.2. 組織の内包情報を取得する方法¶
基本情報の設定内容
設定項目 設定値 対象のDN OU=Company,DC=testad,DC=local ツリーとして展開する チェックあり 出力データに含めるオブジェクト型 組織明細項目の設定内容
属性名 項目の扱い オブジェクト型 出力データに展開する サブ属性名 備考 description 最上位要素の値を適用する - - - 最上位の要素の説明項目(会社コード)を取得 description 項目の値を適用する - - - 組織コードを取得 description 親要素の値を適用する - - - 親要素の説明項目(親組織コード)を取得 name 項目の値を適用する - - - 名称を取得画面設定イメージ出力結果イメージ
5.3.3. 役職(グループ)情報を取得する方法¶
基本情報の設定内容
設定項目 設定値 対象のDN OU=Company,DC=testad,DC=local ツリーとして展開する チェックあり 出力データに含めるオブジェクト型 グループ明細項目の設定内容
属性名 項目の扱い オブジェクト型 出力データに展開する サブ属性名 備考 description 最上位要素の値を適用する - - - 最上位の要素の説明項目(会社コード)を取得 description 項目の値を適用する - - - 役職コードを取得 name 項目の値を適用する - - - 名称を取得 info 項目の値を適用する - - - メモを取得画面設定イメージ出力結果イメージ
5.3.4. 組織(グループ)所属情報を取得する方法¶
基本情報の設定内容
設定項目 設定値 対象のDN OU=Company,DC=testad,DC=local ツリーとして展開する チェックあり 出力データに含めるオブジェクト型 グループ明細項目の設定内容
属性名 項目の扱い オブジェクト型 出力データに展開する サブ属性名 備考 description 最上位要素の値を適用する - - - 最上位の要素の説明項目(会社コード)を取得 description 項目の値を適用する - - - 組織コードを取得 member 項目の値をさらに展開する ユーザ チェック有 sAMAccountName,title グループに所属するユーザを取得し、「sAMAccountName:ユーザーログオン名」「title:役職」項目を取得画面設定イメージ出力結果イメージ
5.3.5. Usersからユーザ情報を取得する方法¶
基本情報の設定内容
設定項目 設定値 対象のDN CN=Users,DC=testad,DC=local ツリーとして展開する チェック無し 出力データに含めるオブジェクト型 ユーザ明細項目の設定内容
属性名 項目の扱い オブジェクト型 出力データに展開する サブ属性名 備考 sAMAccountName 項目の値を適用する - - - ユーザーログオン名を取得 cn 項目の値を適用する - - - オブジェクト名を取得 name 項目の値を適用する - - - ユーザー名を取得 postalCode 項目の値を適用する - - - 郵便番号を取得 st 項目の値を適用する - - - 都道府県を取得 l 項目の値を適用する - - - 市区町村を取得 streetAddress 項目の値を適用する - - - 番地を取得 telephoneNumber 項目の値を適用する - - - 電話番号を取得 mobile 項目の値を適用する - - - 携帯電話番号を取得 項目の値を適用する - - - 電子メールを取得画面設定イメージ出力結果イメージ
注釈
実際に運用されているActiveDirectoryの登録内容に応じて設定を検討する必要があります。


















